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蝶番の仕様

理想の3枚吊り
扉の反りを防ぐ効果があります。
軽い扉ほど反りやすいので、中間にある蝶番が扉のそりをとめる役目を果たします。
扉の反りは蝶番の摩擦より早く起こります。
扉が反ったり吊り下がったりすると、ドア錠が正しい位置でかからなくなるのを防ぎます。
後になって反り曲がった扉を矯正するよりも、初めから蝶番を3枚で吊りこんだ方が結局経済的です。
高い耐久性を実証。
3枚吊りは2枚吊りよりも約2倍の耐久力があることが、実験的に証明されました。いかなる点からみても3枚吊りが理想です。
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正しい蝶番の取付
正しい蝶番の釣り込み位置
NSBマークを上にして吊り込んでください。心棒の抜け落ちる心配がありません。
儀星蝶番には左右の勝手がなく、吊り込みに際して左右を考える必要はありません。
蝶番の左右の羽根をそれぞれ扉と框のほり込み溝に付属ネジで固く取り付けます。
もし蝶番がこじれるようですと、ほり込み溝が深すぎますので、蝶番の羽根の裏へボール紙等を入れて加減してください。
ご注意  蝶番の取り付け位置は正確にマークしてください。
 木ネジを金槌でたたき込まないで、キリで穴をあけてからドライバーで締めてください。
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N.S.B蝶番の特長
N.S.B蝶番の特長図面
スエージングSWAGING
扉と枠をほり込んで取り付ける蝶番は、軸の近くで羽根を裏側から型で押して  あります。これをスエージングと呼びます。例えば、ギボシ付蝶番や鋼蝶番厚口 はこれに属します。スエージングしてあると、ほり込みが簡単で、扉を閉めると 蝶番の両羽根が平行になります。
 
面打ち用の蝶番は、羽根を開いたときに背中が平坦になるように、スエージング をしません。これはフラットバックといって、鋼蝶番薄口はこれに属します。洋家 具やキャビネット等には、この鋼蝶番薄口(フラットバック)をほり込んで使用さ れています。
N.S.B蝶番の特長図面
RAシステム防犯軸芯
蝶番の両羽根を90度に開いた位置だけで、軸芯の抜き差しができます。
蝶番を閉じた場合はもちろんのこと、90度以外の角度では軸芯を持ち上げる  ことはできません。
 
扉が閉まっている(蝶番の角度は0度)場合は、絶対に軸芯を抜くことはできま せんので、防犯上安全です。また、使用中に蝶番の軸芯がせり上がることも絶 対にありません。(せり上がり防止)
 
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扉の大きさに対する蝶番適用表
蝶番適用表
寸法断面図
標準より板厚の薄い蝶番を使用する場合は、上の表を参考にして蝶番の寸法を上げるか、吊り込み枚数を増やしてください。
幅の広い扉や重量の大きい扉についても同じです。 
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蝶番の持ち出し寸法
扉の厚さと蝶番の関係
 
本表の使用法
厚さ30oの扉にはどれくらいの蝶番が適当であるかを知るには
上欄30oの目盛りから垂直線を下ろすと、厚さ30oの扉には89o〈31/2″〉の蝶番が最適で、持ち出しも適当であることがわかります。
102o〈4″〉の蝶番には、大きすぎて使用できないこともわかります。扉の縁端と蝶番の端は、5o〜6oあけるのが正しい取り付け方です。
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蝶番の勝手
勝手のある蝶番は、図のように右勝手と左勝手とを区別して呼びます。
(普通の3管蝶番・5管蝶番には、勝手区別はありません。) 
勝手図
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